武器
こんばんは。
最近は新人王戦やAリーグの観戦に積極的に行き、盗める技術は盗んでやる!!
と見る事に徹していたGWでした。
最終日は関西からゲストで来ていた先輩の比嘉さんの飲み会に参加させていただき、
天鳳勢と熱い麻雀トークを楽しみました。
楽しすぎて終電も逃したことだし、いい加減麻雀が打ちたい!!
と強者たちに付き合ってもらい、セット。
完全にふるぼっこにされたわけですが、ちょっと考える事もありの、
もんもんとした終わりでした。
記事のタイトルにもしましたが、
私の麻雀における武器は何だろうと。
リアル麻雀の経験が少ないので天鳳主体の話で申し訳ないですが
天鳳の強者と言われる人達を観戦していると、
そのほとんどの方が ”武器” を持っていると思うのです。
そしてその ”武器” は観戦していても同卓していても必ず
その相手に印象づけるものだと思います。
「場況読みが得意」「相手を威嚇するのが得意」
「鳴きが得意」「門前が得意」「牌効率完璧」
あげれば沢山あると思いますが、全てでなくともここだけは譲れない、
自信のある ”武器” を持っていると思うのです。
もちろん、全てが底上げされて、徹底されているバランス型にこした事は無いのですが
まあそれは理想として。
そういう ”武器” を私は持っているのか。
正直ここだけは負けない!!なんて自信たっぷりに言える部分が無いように思います。
のんびりただの門前派やってんじゃねーよと自分でつっこみたくなりました。
まあだからといって急に武装出来るわけでもないので、
出来る事から貪欲に勉強して行きたいです。
という事で、最近天鳳で気になった局面をメモ。
画像の西家のリーチに対してとても違和感を覚えました。
(ちょっと色のくらい牌はツモ切り、明るい牌は手出しです。)
結論から言うと、待ちがマンズ、ソウズなら何があたるかわからないけれど、
かなり危険なのは⑤だと言う事。
⑨→⑥→④→⑧の順に手出ししてリーチ。
カンチャンやリャンカンを払ったにしても、順番がおかしい。
⑧が最終手出しだけれど、⑨が早い事から⑥はもとからあったように見える。
じゃあ何で④⑥⑧の⑥から切るのだろう。
⑥を切る時に
④④⑥⑥⑧
こんな形だったらそれも理解出来る。
リャンカンに受けた所から、場に2枚切れの⑦を考慮してカン⑤にとる。
もちろん、カン⑦が待ちになる、
④⑥⑥⑧⑧
こんな形もある。
④を切った時点ではまだ⑦が一枚切れなので、
三色でもあれば⑦を待ちにしたいと考えるかもしれない。
けれど、大体がまずリャンカンに受けて、最終的には赤もある枚数重視で
カン⑤になりそう。
じゃあピンズの可能性として、②があるのかどうか。
③④④⑥⑧
この形でもおかしいし、⑧を後から引いたにしても、
④が早いから完全シャンテンに受けていない事になる。
⑧がアンコだったとしても、③④④の時点で頭は出来ている事になるので不自然。
そんなわけで、この局面⑤が結構危険になって来ると思います。
この後巡目は進み、東家は下の形で聴牌している。
西家がカン⑤で張ってる可能性に気付くことが出来たら
入り目次第では他の待ちになる場合もあるけれど、
他の牌が意外に押しやすくなります。
自分はトイメンを飛ばせるだけの打点があるし、
何より現物なのである程度押して行きたい。
仮にここに⑤を引いたとして、②を切る心構えがあるか無いかという所も
大分差がでそうです。
結果はこんな感じ。
http://tenhou.net/0/?log=2012050818gm-00a9-0000-e90c147d&tw=2
ものすごく長くなりましたが読んでくれてありがとうございました(*´ω`*)
またネタみつけたらひょっこり書きます。